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10年後、君に仕事はあるのか? 未来を生きるための「雇われ力」 藤原和博

 

      これからの社会ではAIやロボット、機械が進出してくる中で、現在の仕事の大半がそれらに取って代われる恐れがあり、それにともなって、私たち人間は働き方を変える必要が出てきています。「自分が生き残るためにはどういった働き方をしていけば良いのか」について勉強したいと思って、

    藤原和博さんの『10年後、君に仕事はあるのか? 未来を生きるための「雇われ力」』の本を読んでみました。

   その要約と感想について書きましたので、よかったら読んでください。

 

 

【目次】

 【要約】

     この本は、これからの勉強の仕方と働き方を教えてくれる内容でした。対象読者は中高生でしたが、子供の勉強方法については親や教師の方が、働き方については大人が、読んでも勉強になることが書かれていましたので、中高生向けの話、親や教師向けの話、大人向けの話の3つに分けてまとめました。

 

中高生向けの話

    中高生に対しては、以下のようなことが書かれていました。

 

    今の世の中で求められる能力は、3つで、情報処理能力、情報編集能力、基礎的人間力です。情報処理能力とは、正解が唯一つの問題に対して、正確に正解を導く能力のことです。その反対に、情報編集能力とは、正解の無い問題に対して、どのように問題を解決することができるかを、様々な視点から考えることができる能力のことです。基礎的人間力とは、集中力、精神力、持久力、体力、忍耐力などです。

   今までの大学入試では、主に情報処理能力を見られていましたが、これから2020年から2030年にかけて、情報編集能力も見られれるようになるそうです。これからは、情報処理能力だけが高い人ではなく、情報処理能力と情報編集能力が高い人が求められるようになったためです。これの背景としては、ネットですぐにものを調べることができるようになったり、ITx AI、ITxロボットによって、人間が単純労働するよりも機械に任せたほうが効率がよくなるためです。ただし、学力があれば、視野が広がるので、特に取り組むものが無ければ、学力をあげて、視野を広げると良い。

    情報編集能力を鍛えるために、藤原氏が校長を務める一条高校(奈良県)では、情報編集能力が求められるアクティブラーニングが盛んに行われているそうです。アクティブラーニングとは、一つの正解の出ない問題に対して、生徒が主体的に意見を出し合って、考え、ディスカッションを行うものです。

    情報編集能力が高い人が求められるが、情報編集能力が高い人の特徴とは、遊びがあって、イマジネーションが豊かで、戦略性があり、何より、自分が切り開いた分野で自分が主人公として生きているそうです。日本人は、作られた世界観に対してジグソーパズルのように埋め合わせていくのは得意だが、世界観そのものを生み出すのは苦手なので、この情報処理能力があれば活躍できる人材になる可能性が高い。

     現代の社会の半分は、ネットの中に構築されているので、IT(プログラミング)を勉強しておくことが重要。また、グローバルなので英語ももちろん重要。

 

親や教師向けの話

   親や教師に対しては、以下のようなことが書かれていました。

  
    今は、先生が知っている知識よりも多くのことがネット上に転がっているし、スタディサプリのように授業の動画アプリもある。それでは、先生は必要ないのか?アクティブラーニングも先生の変わりにAIが代行できれば、先生は必要ないのか?

    ロボットと違って、人間のいいところは、おもしろそうに歴史の話や、生物の話を話すことで、子供たちは、勉強というのは面白いものだということに気付くことができる点にある。これだけは、どんなロボットでも真似することができない。子供たちは、親や教師が楽しそうに学んでいる姿を見て、自分も同じように楽しく学ぼうとする。

    中高生よりも小さい子供については、自分の興味の赴くままに、遊ばせて上げることが重要。たとえば、レゴブロックを自分の好きな世界になるように遊ぶことで、情報編集能力が鍛えられる。これは、決められた答えに対して答えるものではなく、自分で試行錯誤を行う中で、自分の納得の行くように答えを導き出す作業になっているから。

 

大人向けの話 

    大人に対しては、以下のようなことが書かれていました。
    仕事の時給は、仕事の需要と供給で決まっている。そのため、仕事の供給が少なく需要が高い仕事の時給が高くなる。高い時給を手にしたければ、レアカードになるといい。それは、100万分の1になることである。100万分の一になるには、5~10年をかけて一つの仕事をマスターし100人に1人、その後異なる仕事をマスターし、さらに100人に1人、最後に異なる仕事をマスターし100人に一人になり、最終的に100万に一人の人材になることができる。オリンピック選手が3大会で優勝するのと同じぐらいのレアカードになることができる。オリンピック選手になることは難しいが、この方法であれば、誰でも100万分の1の人材になることができる。

 

【感想】

   これからの子供たちは、スマホネイティブであるため、ネット上で友達と交流することに違和感が無いと思う。そのため、ネット上で何かをすることが僕たちの世代よりも、当たり前になっている。このネットをうまく使いこなすためには、情報編集能力が必要で、自分で世界観を作りあげられる人が、ネットを使って生き残ることができると思う。そのためには、正解が一つだけの問題を解くだけではなく、正解の無い問題を考えることが重要になってくると思う。

   10~20年前までは、世界はリアルのものだけだったが、今の世界の半分はバーチャルのものになっているので、IT(プログラミング)は必須の道具になることが間違いないということが確信に変わった。ITを使わされる側では、自分の仕事が取って代わられれるので、うまく使いこなせることが必須だと思った。使いこなせないと、死ぬまではいかなくても、所得は減っていくだろうと思った。

    僕は、会社の中では、自分の思い通りに仕事をすることができてなくて、今の仕事に対して、多少ネガティブになっていましたが、

   今の仕事でも学べることは多いので、5年まではいかなくても、1~2年は続けてみて、100人に1人になってみようと思った。

 

以上です。

 

    今後も、働き方や仕事に関する本を読んでいきますので、書評を書いていきたいと思い ます。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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