タカマツナオキのブログ

技術系派遣社員のブログ

派遣社員って本当に大丈夫?

     『ぼくは技術系派遣社員です。』

 

と言われると、

派遣社員って安定していないから将来が不安だ、

嫌な仕事ばっかり押し付けれられて大変だ、

と思われる方もいると思います。

 

本当はどうなっているかは、派遣社員にしか分からないと思いますので、

今回は技術系派遣社員の実際の所について書いていきます。 

 【目次】

 

 

 技術系派遣社員って何なの?

    

技術系派遣社員として消耗しているタカマツナオキです。はじめまして! - タカマツナオキのブログ

で少し触れたように、技術系派遣社員とは、派遣元企業に正社員として所属し、

機械エンジニア、ITエンジニア、生物・化学系の実験を行うテクニシャンなどとして、

必要とされる企業に派遣される者のことをいいます。派遣には、一般派遣と特定派遣があります。

 

多くの方が想像されるのは、派遣社員=一般派遣」 だと思います。

 

ぼくは技術系派遣社員で、「技術系派遣社員特定派遣です。

一般派遣と特定派遣の違いは以下の通りです。

一般派遣と特定派遣の違いは、派遣元との契約形態です。

一般派遣は、働きたい人が派遣元から仕事の紹介を受けて、希望の派遣先への派遣が決まれば、その時点で雇用契約を結ぶ流れとなります。そして、派遣先との契約が終了したときに次の派遣先が決まっていなければ派遣元との雇用契約も終了します。このため、健康保険や厚生年金保険の期間にブランクができたり、年次有給休暇が取得できなかったりといったことが生じます。

一方、特定派遣は、社員を雇用して、案件ごとに自社の社員をクライアント先に派遣することになります。派遣先との派遣契約が終了しても、派遣元との雇用契約はなくなりません。

特定派遣と一般派遣の違い [派遣で働く] All About

 

このように、

一般派遣では、仕事の紹介を受けて希望の派遣先への派遣が決まれば、雇用契約を結びますが、

特定派遣では、派遣企業が直接社員を雇用して、案件ごとに社員を派遣することになります。

 

そのため、一般派遣では、派遣されていなければ給料は出ませんが、特定派遣では、常に雇用されているので給料が出ます。

 

また、特定派遣と一般派遣の両方ともに言えることですが、派遣社員の給料は、派遣元の企業に支払われたチャージ(派遣料金)からマージン(粗利益)を引いた金額になります。

そのため、派遣先企業に支払われるチャージと派遣先の正社員に支払われる給料を比較すると、チャージの方が高いですが、

派遣社員に支払われる給料はマージンが引かれているので、派遣先の企業の正社員よりも給料が低くなります。

 

ただし、自己学習や研修を通して、新しく技術を習得したり、資格を取得することで、チャージアップ交渉を行うことも可能なので、給料をあげることも可能です。

このため、特定派遣の技術系派遣社員は自分自身の成長が給料の上昇にもつながるので、意欲的に勉強しやすいと思います。

正社員よりも流動性が高いので、様々な技術を身に付けることが可能だと思います。

 

チャージアップ交渉がうまくいかないときは、ほかの企業でチャージアップしてくれるところを探すことが可能で、結果的に自分自身の努力が給料上昇につながります。

チャージアップ以外でも、自分の働きたい会社や分野などにいくことも可能です。

 

以下の記事では、より詳しく派遣社員について紹介しているのでよかったら見てください。

takamatsunaoki54.hatenadiary.jp

 

世間のイメージ

派遣社員というと、メーカーの工場で働くライン工や事務職などの派遣社員を思い浮かべると思います。

また、会社の業績によって、いつクビになるかが分からないという不安定な仕事であるイメージや、キャリアアップができない、というようなイメージがあると思います。

 

ぼくも最初は、派遣と聞けば、このようなイメージを持っていましたが、このイメージは、恐らく一般派遣のことだと思います。

ぼくは特定派遣業界に所属しているので、一般派遣のことについては良く分かりません。

 

ぼくの就職前のイメージ

技術系の職種なので、技術者として、どんどん知識や経験を蓄えていけば、キャリアアップも可能で、給料も上がると聞いたので、自分が知っていた派遣のイメージとは違いました。

また、派遣元の企業に正社員として所属する形になるので、派遣先が決まっていない状態でも、給料は出るということを聞いたので、安定しているというイメージを持つようになりました。

   

未経験の分野でも、入社して頑張っている先輩がいるので、少し大変ではあるが、研修等があり、問題ないということを教わりました。

そのため、生物について大学で勉強していたけれど、機械について勉強したいと考えていたので、機械のことを勉強しつつ、機械系のエンジニアとして働いて、給料を得られることに魅力を感じたので就職を決めました。 

 

全体を見れば正社員の方が優秀な人が多いですが、派遣社員も自分の努力次第でどうにでもなるので、派遣社員個人が優秀かどうかは分からないと思います。

どこの会社の正社員であっても、嫌な仕事は回されますし、正社員であっても、希望していない部署に回されることの方が多いのが現状です。 

 

 

ぼくの就職後のイメージ

研修について

派遣企業に内定をいただいてから、入社までに3回の研修がありました。

ビジネスゲームを用いたコミュニケーション研修や自己紹介研修などがあり、少しためになったと思います(内定後から入社までの研修では交通費が支給されない会社もありますが、ぼくの企業では、交通費は全額支給されます。内定式は1泊2日で行い、宿泊代と交通費も全額支給されました)。

 

入社後は、1ヶ月間の研修(2週間の新人導入研修、2週間の技術研修)がありました。このように、研修がありましたので、就職前にイメージしていたものと大きな違いはありませんでした(他の派遣企業や普通の企業での研修内容や研修期間などは分かりませんので、良いか悪いかは分かりません)。

 

派遣先の決め方

派遣先との契約は、派遣先の企業への会社見学で決まります。

この会社見学では、担当の営業と一緒に、数人の技術系派遣社員が、派遣先の企業へ訪問し、軽く会社説明会と面接を行います。

ぼくは、2月と3月にそれぞれ別の会社で、この会社見学を行いました。

 

この面接で、普通に受け答えできれば、派遣される仕組みになっています(チャージの低い新入社員の場合は、あんまり技術系の難しい話はされません。チャージが上がってくると、技術系の話をされるかもしれません。)。

そこまで厳しいものではなく、普通のコミュニケーションができるかを見られており、その企業特有の事情に適応できるかなども聞かれました(残業時間の多さや、仕事内容に耐性はあるかなど)。

会社見学などをしなければ、その仕事内容や企業に合わない人が派遣される可能性が有るので、この会社見学はミスマッチを防ぐために行われています。

 

実際の職場 

1ヶ月間の研修後、会社見学した会社に派遣され、働き始めました。仕事内容は、ある機械の新製品の試験を行うことでした。

最初の1ヶ月は、知らないことも多く教えてもらうことが多かったですが、2ヶ月目からは試験などの仕事にも慣れ、ほとんどやり方も分かってきたので、自分だけで仕事を行うことが多かったです。

試験が一番時間がかかる仕事ので、一番下っ端のぼくが、試験の仕事を任されていました。

正社員でも同じような感じでしたので、派遣社員が特別に、試験をやらされるとかはなさそうです。

 

ただし、この会社は他分野からの派遣社員を育てる代わりに、チャージアップはしない方針です。数年すれば正社員登用の道も有るため、派遣社員としてチャージアップしながら働きたい場合は、ほかの企業に行くしかなさそうです。

そのため、長く働いている派遣社員の方は、時間のかかる試験をやらされている感じでした。

 

派遣された会社によって、チャージが異なりますので、自分の努力次第でチャージが上がっていくと思います。

技術者派遣は、不安定ではないと思いますが、努力しなければ、嫌な仕事をずっと押し付けられる可能性があります。

自分で努力できる方や、色々な企業をみたい方は、技術系派遣社員になってもいいと思います。

 

派遣社員は確かに給料は安いですが、それ以外は安定していると思います。ぼくも最初は大変そうなイメージがありましたし、周りからもそのように思われていました。

 

まとめ

 派遣社員の世間のイメージと、ぼくが持っているイメージをまとめました。

 

  • 技術者派遣とは、派遣企業に正社員として所属し、必要とされる企業に派遣され、エンジニアの仕事をする。
  • 世間の技術者派遣に対するイメージは、派遣切りなどのように不安定なものがある。
  • 就職前後で、技術者派遣に対するイメージは変わらず、研修などが手厚く技術者としてステップアップして、色々な企業を回ることができる。ただし、最初のうちは給料が少ないので、自助努力でステップアップする必要が有る。
  • ぼくが派遣された企業では、派遣社員は給料が上がらないまま同じ仕事をするか、正社員になるか、チャージアップするために他社に行くか、の3つの選択肢がある。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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